熊本県 熊本市 不動産 コウナン・レクセル

不動産に於るニュースと解析並びに 熊本及び九州エリアの不動産動向をリポートします。

柚子

今朝、朝食の用意で沢に水汲みにいった帰り道、里道の傍に自生の柚子の木が一本、見事にたわわにに実をつけており、今にも枝が折れそうなぐらいに実っており・・・
ならばと三個もぎとり、隣り村の婆さまに持っていくと・・・大変喜んで、朝飯をごちそうするとの事。

食事の用意ができるまで、しばらく縁側で・・・朝もやの中に色づいた木々をぼおーと眺めていると、やおら奥の炊事場の方からいい臭い・・・
婆さまが釜土で焚いている「ご飯」のにおいに味噌汁のにおいもあいまって・・・おもわず腹もなります。

しばらくすると「おひつ」に入れた炊き立てのごはんと鰹だしの味噌汁、白菜とたくあんの漬物
それと先ほどの沢でもぎった柚子が一個添えてあります

早速、ごちそうになり・・まずは柚子の皮を指先でちぎり、熱々のみそ汁に二~三片ほうりこみ
柚子の果汁を白菜に絞り落とし・・・そうすると、もうなんとも言えない柚子の上品な香りが全身を包み込み・・
柚子の香りで身体全体が清められるような感じになり、身体全体に自然の香りが沁み込みます。

山に自生する柚子は特に香りがつよく、この季節最高の柑橘です。

そして「おひつ」の蓋を開けると、もう~なんとも言えない湯気のなかの「ごはん」のにおい・・・

まずは味噌汁を一口、う~ん!!・・・・幸せそのもの・・・味噌汁の具の「芋の芽」をばくり、絶品な食感。
きらきらと輝く銀シャリの香りを嗅ぎ、いよいよ一口、そしてもう一口と・・・しっかり噛みしめ、ごはんを楽しみます・・・・
さらに一夜漬けの、しゃきっとした白菜の漬物をごはんの上にのせ、箸でごはんを白菜で包み込みパクリ・・・
夢中で食べていると・・・おひつの中はもう空っぽ・・・最後に食べようと、おひつの端っこにとっておいた
こげめしを・・思い切って贅沢に、一口で口に放り込み香ばしさを噛みしめ、噛みしめ・・・一気に飲み込むと香ばしさが、喉から食道を通って胃袋におさまり・・・・
最後にみそ漬けの「たくあん」をたいらげ、満足感と幸感に浸ってしまいます。

その満足感の余韻に浸っていると婆さまが、鉄鬢で煎じた柿茶を持ってきてくれて・・・・・ふう~ふう~しながら一口、二口と・・・・

両手で持つ湯呑の湯気の向こうに・・・いつしか朝もやもとれて見事に色づいた、もみじ、かえで、その向こうに黄金の銀杏
そして朝陽が木々の葉の朝露をきらきらと・・・・

それらの晩秋をまるごと、大~きく空気と一緒に吸い込み・・・・すると心も身体もいつしか、自然のなかに溶け込んでしまいます。


~29・11・2008~とある・・晩秋のひと時と自然の恵み~


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